野沢温泉 麻釜温泉公園ふるさとの湯

 1911年12月にできた日帰り温泉施設。熱々の麻釜の湯を引いた源泉掛け流し温泉なのだが、予想通り普通に入れる湯温に調整されていた。

 なにゆえ適温なのか、受付のおばちゃんに聞くと、「地面を通して湯を引いているから」なのだそうだ。「だから水もほとんど加えてない」とも。えっ加水しているのと思ったが、そのあたりは定かではない。浴室に、「加温加水なし、源泉掛け流し」と書かれていたり、「加水の理由 入浴に適した状態にするため」と書かれていたりするからだ。多分、ちょっと加えているのだろう。なんせ源泉が熱い。

 ちなみに、内湯は41〜42度のぬる湯と43〜45度のあつ湯の2槽。露天はもうちょっとぬるい感じがした。内湯と露天は源泉が異なり、内湯は無色透明、湯の花はほとんどなし。露天はうっすらと白濁、白と黒の湯の花が漂う湯だった。

 外観は湯屋建築、趣のある建物。湯船は外観から想像していたものよりは、小さく感じられた。

▲大湯を連想させる外観

▲大湯を連想させる外観

▲ぬる湯(左)とあつ湯(右)が並ぶ内湯

▲ぬる湯(左)とあつ湯(右)が並ぶ内湯
入浴料 500円
泉質 単純硫黄温泉
露天:低張性弱アルカリ性高温泉(PH:8.0)
内湯:低張性アルカリ性高温泉(PH:8.7)
私の満足度
  お湯
  景色
  情緒
初訪問日 2013年10月
直近訪問日 2013年10月
HP 野沢温泉観光協会
所在地 野沢温泉村豊郷