山田温泉 大湯

大湯としての風格たっぷり

 素敵な温泉が点在する高山村にあって、唯一温泉街を形作る山田温泉のシンボルが大湯。朝6時から営業している公衆浴場だ。平成元(1989)年に立て替えられた建物は、大湯としての風格を十分に感じさせてくれる。浴室も木がふんだんに使われ、外観から受ける期待をいささかも裏切らない。

▲古風な外観。戸外には無料の足湯も

▲古風な外観。戸外には無料の足湯も

▲木のぬくもりにつつまれた浴室

▲木のぬくもりにつつまれた浴室

 源泉は66度以上と高温なので、2つある浴槽は、約45度の「あつ湯」と約41度の「ぬる湯」に湯温調整(受付のおじさんに聞いた話)されている。調整されていると言っても、あつ湯は知らずに入るとびっくりする熱さ。その反動からかぬる湯は41度のハズだが、ずいぶんとぬるく感じる。無色透明の湯は、湯の花が浮遊し、硫黄の香りもぷんぷん。おすすめの一湯だ。

入浴料 400円
泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
低張性中性高温泉(PH:7.02)
湧出量 L/分
源泉温度 °C(気温°C)
私の満足度
  お湯
  景色
  情緒
直近訪問日 2020年9月
HP 高山村ホームページ
所在地 高山村奥山田