赤と緑のコントラストが鮮やか
信濃三十三観音霊場の十六番札所の清水寺の紅葉は、山門から観音堂へと続く石段を覆うようにもみじが伸びていて、紅葉のトンネルになっている。さらに両側にある大杉と、その隙間からのぞく青空が紅葉の美しさを際立たせる。
▲山門をくぐったところ(撮影2018年11月14日)
▲本堂の裏手(撮影2018年11月14日)
▲山門を見下ろす(撮影2018年11月14日)
▲見上げるとそこには杉の緑、空の青も目に飛び込んでくる(撮影2018年11月14日)
清水寺は、大正5年の大火で焼失したが、かつては三重塔もそびえる名刹で、石段を上り詰めたところには昭和に建立された迫力のある懸崖造り観音堂が建っている。観音堂まではクルマでも行けるが、一度は名刹の名残を残す石段を上ってみたいところ。途中ボロボロに崩れ落ちてしまった石段に、この寺の栄枯盛衰が感じられる。
境内は参観無料。駐車場も用意されている。
私の満足度 |
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シーズン |
秋[11月] |
公式HP |
ながの観光net |
直近訪問日 |
2018年11月 |
所在地 |
長野市若穂保科 |
昼寝がメインの日帰り温泉
2017年11月21日にオープンした日帰り入浴施設。ここは以前「虫歌の湯」があったところ。大きな岩風呂の露天などにその面影を残しているが、施設の形態はすっかり変わり、長野市周辺には、これまでなかったタイプの温泉施設だ。「一日中巣ごもりしませんか?」がキャッチコピー。1日ゆったりと過ごしてもらいたいというコンセプトが素敵なのだ。
▲落ち着きのある外観
力が入っているなあと感動したところは、施設2階に設けられた「休憩スペース」だ。椅子あり、ソファーあり、そしてハンモックあり、さらには無料のマッサージチェアまである。飯綱山や北アルプスも遠望できる眺めのいいデッキもあって、これまでよくある畳敷きの休憩スペースとは格段の違いがある。さらに、1万冊の漫画や雑誌が読み放題で、コーヒーも無料だ。
▲二階にはずらりと漫画が並ぶ。この本棚の裏にごろ寝できる休憩スペースがある
▲展望デッキからは松代の街並みの向こうに、飯綱山や北アルプスを遠望
温泉は源泉はもちろんだが、浴室、特に露天風呂は虫歌の湯をほぼそのまま受け継いでいるという感じ。ただ、夏になると、露天風呂がぬる湯になる。これもコンセプトに即した取り組みなのかなぁと思う。
▲1日過ごすために、欠かせない食事処も、オープンキッチンのおしゃれなカフェという雰囲気。地元食材を取り入れている。写真は麺には適度なコシがあり、スープがおいしい成田屋醸造のお醤油を使った「成田屋の醤油ラーメン(650円)」
入浴料 |
平日:650円(90分)、950円(フリータイム) |
泉質 |
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉 |
低張性中性冷鉱泉(PH:6.6) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
17.9°C(気温13°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2019年12月 |
HP |
コトリの湯 |
所在地 |
長野市松代町東条 |
木曽義仲ゆかりの湯
信州最古の温泉地と言われる別所温泉は、北向観音や国宝八角三重塔がある安楽寺などの古刹があり、信州の鎌倉とも言われている。その中心にある外湯が大湯だ。かつて木曾義仲が愛妾葵の御前と入浴していたことから葵の湯とも呼ばれていたとか。
そんな歴史ある温泉だが、外観の趣とは異なり、浴室は近代的なもの。内湯は6人でほぼいっぱい、露天はさらに狭く、4人も入ればいっぱいになる。
湯は循環濾過され、消毒も施されているが、お湯は湯の花が浮き、硫黄臭がするやや黄色みがかった本物感がある満足できるもの。内湯は適温、露天はぬる目で、四方を囲まれた開放感のない露天より内湯が気持ちよく感じらた。
▲由緒ある温泉を感じさせる外観
▲入口脇にある飲泉用の温泉
入浴料 |
150円 |
泉質 |
アルカリ性単純硫黄温泉 |
低張性アルカリ性高温泉(PH:8.92) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年11月 |
HP |
別所温泉観光協会 |
所在地 |
上田市別所温泉 |
大湯としての風格たっぷり
素敵な温泉が点在する高山村にあって、唯一温泉街を形作る山田温泉のシンボルが大湯。朝6時から営業している公衆浴場だ。平成元(1989)年に立て替えられた建物は、大湯としての風格を十分に感じさせてくれる。浴室も木がふんだんに使われ、外観から受ける期待をいささかも裏切らない。
▲古風な外観。戸外には無料の足湯も
▲木のぬくもりにつつまれた浴室
源泉は66度以上と高温なので、2つある浴槽は、約45度の「あつ湯」と約41度の「ぬる湯」に湯温調整(受付のおじさんに聞いた話)されている。調整されていると言っても、あつ湯は知らずに入るとびっくりする熱さ。その反動からかぬる湯は41度のハズだが、ずいぶんとぬるく感じる。無色透明の湯は、湯の花が浮遊し、硫黄の香りもぷんぷん。おすすめの一湯だ。
入浴料 |
400円 |
泉質 |
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 |
低張性中性高温泉(PH:7.02) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
°C(気温°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2020年9月 |
HP |
高山村ホームページ |
所在地 |
高山村奥山田 |
大衆酒場ならぬ大衆温泉
場所は、野沢温泉へ向かう国道292号沿い。ちょうど温泉付近は、このあたりには珍しい長い直線路。北に向かって走るとちょうど3分の1あたりにでっかい看板が立っている。
▲国道側から見た施設外観。屋根の看板が雰囲気を出している
長嶺温泉は、素泊まり4000円の宿泊施設でもある。施設内に一歩踏み込むと、この値段からも想像できる大衆的な雰囲気がプンプンしている。休憩所にはカラオケがあり、ステージもある。年に何回かカラオケ大会も開催されているようだ。
そして食事もできる。居酒屋メニューというか、宴会メニューみたいなものも揃っている。
浴槽は10人は余裕で入れる広さの長方形の風呂。素敵なのはタイルじゃなくて木造りなところ。カエルの注ぎ口からふんだんにお湯がそそがれている。うっすらと濁っていて、アルカリ性の湯らしいぬるっとした湯ざわり。気泡も体にまとわりつく。口に含むと苦味を感じる。鮮度の良さを感じることができるいいお湯だ。源泉温度が37度ほどで、注がれる湯は加温されているから適温だ。
▲食堂を兼ねた休憩室は2つ。こちらにはカラオケセットが置かれステージもある
▲シンプルな内湯。ガラス張りで明るく、浴槽もゆったりとした広さ
露天風呂もあるのだが、男湯は残念ならが、平日は午後5時から。昼は日・祝のみ。
入浴料 |
400円 |
泉質 |
単純温泉 |
弱アルカリ性低張性温泉(PH:7.9) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
37.4°C(気温20°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2016年7月 |
HP |
信州なかの観光協会 |
所在地 |
中野市田麦338 |
全長4kmの迫力
▲まっすぐに伸びる桜並木(撮影2015年5月1日)
▲桜のトンネルができている(撮影2015年5月1日)
信州の桜シーズンの最後が小布施橋たもとの八重桜だ。橋の上流側に342本、下流側に185本と圧倒的な存在感を見せる。しかも、土手の片側に2列、または3列に植えられていて、きれいな花の屋根を作ってくれる。
ここに植えられた八重桜は「一葉」という品種で、比較的遅咲き。例年、ゴールディんウィーク頃に見頃を迎える。
私の満足度 |
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シーズン |
春[4月下旬〜5月上旬] |
公式HP |
さわやか信州旅.net |
直近訪問日 |
2018年5月1日 |
所在地 |
小布施町山王島 |
田んぼの中の孤高の桜
▲周囲の景観や背景と一緒に楽しめる桜(撮影日:2016年4月19日)
なだらかな山間地帯に広がる田んぼの中にポツンと伸びる孤高の桜。高山村の街並み越しに飯綱山を遠望できる。樹のたもとにある田んぼには菜の花が植えられていて、同時に見頃を迎えるため、黄色とピンクのコントラストも美しい。
案内板には下記のように書かれている。
黒部集落の南の水田地帯の一角にあり孤高の気高さを漂わせています。
幹周約7m、樹高約13m、樹冠約15m。黒みのある主幹が2本あり、1本は垂直で他は斜めに伸びて枝がはうように広がっています。
花の赤みが濃く、多くの写真愛好家が訪れます。村指定の天然記念物で、樹齢は推定500年余り。村の五大桜の1つといわれています。
私の満足度 |
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シーズン |
春[4月中旬〜下旬] |
公式HP |
さわやか信州旅.net |
直近訪問日 |
2016年4月 |
所在地 |
高山村黒部 |
観音堂も必見
▲お堂を見上げるように立つしだれ桜(撮影2016年4月19日)
高山村五大桜の一つ。赤和観音の参道入口に咲くしだれ桜。明らかに斜めになり、支えがなければ今にも倒れそうな桜だが、花は元気に咲き誇っている。そばに石塔が置かれ、六地蔵も並び、信仰の場所であったことをうかがわせる。案内板には下記のように書かれている。
樹高約15m、推定樹齢200年余りで、比較的桜の赤みが濃いのが特徴です。崖上にあり、支柱で支えられながら山側に伸ばした太い根のみで踏ん張っていて、生命力の旺盛さを見せています。
村の五大桜の1つといわれています。
▲懸崖造りの観音堂
ここは桜もさることながら「赤和観音」がすごかった。観音堂まで登る急斜面の石段は今にも崩れそうな感じだし、崖に突き出したお堂も細い柱に支えられてあやうい感じ。お堂のとなりには樹齢400年の大杉がり、その背後の崖には、祠もある。ちょっと歩くだけだが、信仰の場としての険しさが感じられる。桜見物にあわせて参拝してみてはどうだろう。
私の満足度 |
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シーズン |
春[4月中旬〜下旬] |
公式HP |
さわやか信州旅.net |
直近訪問日 |
2016年4月 |
所在地 |
高山村赤和 |
民家に似合う素朴な桜
▲ロケーションが最高(撮影2013年4月28日)
高山村五大桜の一つ。枝の張り方が美しく「八頭身美人をみるがごとく優雅」と説明書きに書かれていた。樹齢は150年程と五大桜の中では若い方で、は何も勢いがある。今はトタン屋根になっているが、多分茅葺だっただろう土壁の家とともに時代をタイムスリップした感覚を味あわせてくれる。
私の満足度 |
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シーズン |
春[4月中旬〜下旬] |
公式HP |
さわやか信州旅.net |
直近訪問日 |
2013年4月 |
所在地 |
高山村なかひら |
お墓の上に咲く桜
▲お墓を守るように咲いている(撮影2013年4月28日)
高山村五大桜に数えられ、日本彼岸桜見立番付(石川県巨樹の会)で西の小結に選定された名木。樹齢600年、樹高は約10m。幹の周りは墓所になっており、その組み合わせが、しんみりとした感じがして感慨深いものがある。
私の満足度 |
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シーズン |
春[4月中旬〜下旬] |
公式HP |
さわやか信州旅.net |
直近訪問日 |
2013年4月 |
所在地 |
高山村三郷 |
北信五岳を望むしだれ桜
▲ロケーションが最高(撮影2012年5月1日)
高山村五大桜に数えられる1本。樹齢推定250年、樹高約22m。北信五岳を望む高台に立ち、そのロケーションが実に清々しい。シーズンにはすぐ近くに駐車場が設けられアクセスもいい。
私の満足度 |
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シーズン |
春[4月中旬〜下旬] |
公式HP |
高山村ホームページ |
直近訪問日 |
2016年4月 |
所在地 |
高山村水中 |
古代ロマン感じる絶景スポット
▲古墳からの眺め
1600年程前、科野の国を収めていた豪族の墓とされる森将軍塚古墳は、道路脇の森将軍塚古墳館から20分程上ったところにある。歴史的史跡なのだが、標高約500mの古墳からの眺めは絶景だ。
古墳まで道路は整備されているのだが、一般車は通行禁止。送迎バス(有料)か、徒歩でとぼとぼと歩いて登る。バスの通る舗装路を登るのもいいが、山肌を左側に回り込むように登る散策路がオススメだ。後半は急なつづら折の道になるが、こちらが近く感じられるし、景色も楽しめる。なにより、登山の雰囲気もある。
▲散策路で登るのがオススメ
▲きれいに復元整備された古墳
平成3年度まで約11年かかって復元された、前方後円墳の森将軍塚古墳は、当時と同じ工法、材料を使ったと謳われているだけに、その全貌が見えるとちょっと感動ものだ。その姿とともに素晴らしいのが、古墳上からの眺め。上信越道が右手、北陸新幹線が左手にまっすぐ貫く、善光寺平を一望する。晴れた日には山際をくっきりと浮かび上がらせる山容が美しい。
森将軍塚古墳館(200円)も古墳内部の様子がわかる展示がなされており、見学の価値はある。
私の満足度 |
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公式HP |
千曲市観光協会 |
直近訪問日 |
2015年3月 |
所在地 |
千曲市屋代 |
繊細な美しさ
柱状節理のような滝の岩肌を、ミストシャワーのように水が流れ落ちる。その水滴がきらきらと輝いて美しい。豪快さはないが、日本の滝百選に勝るとも劣らない素敵な滝だ。水量が少ないために滝壺はない。落差は30m程度。
▲キラキラと輝く水滴がきれい
滝の横には阿弥陀堂、少しは離れたところに観音堂が建つ。通称清滝観音堂の正式名称は「明真寺観音堂」で、阿弥陀堂は奥の院になる。信濃33番札所の第11番。由緒ある建物なのだ。
▲ひっそりと佇む清滝奥ノ院阿弥陀堂
▲清滝観音堂
私の満足度 |
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公式HP |
ながの観光Net |
直近訪問日 |
2010年5月 |
所在地 |
長野市松代 |
白馬最新の日帰り温泉
▲八方の湯の外観。写真手前側に浴室がある
2014年12月にオープンしたばかりの新しい湯。食堂も浴室もまだ真新しい感じが残っていた。
湯は無色透明で、ph11を超える強いアルカリ性の湯。おびなたの湯などと同じ源泉を使用している。内湯のすぐ隣にはガラス一枚で隔てられている岩風呂の露天風呂がある。露天といっても屋根の下で、露天というには憚られる感じの作りだった。ただし、内湯は循環しているがこっちは掛け流しらしく、アルカリの湯らしいぬるぬる感があった。
入浴料 |
800円 |
泉質 |
アルカリ性単純温泉 |
アルカリ性低張性高温泉(PH:11.2) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
49.7°C(気温5°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年10月 |
HP |
白馬八方温泉 |
所在地 |
白馬村北城 |
1200mの高原露天風呂
▲小さな温泉施設。屋外には無料の足湯も
▲山が間近に迫る露天風呂
ペンションが立ち並ぶ「和田野の森」を抜け、黒菱林道から八方池へのアプローチルートにもなっている黒菱駐車場へと向かう途中に「北尾根の湯」がある。レストランのある高原のちょっとした憩いの場的な空間にある小さなウッドハウスの温泉だ。
建物に入ると受付があり、その横が小さな脱衣所、脱衣所のドアから外に出ると洗い場は1つ、4〜5人入ればいっぱいになる小さな露天風呂がある。
湯は無色透明、「おびなたの湯」から湯を運んで沸かしているらしいからか、源泉のアルカリ度の高いぬるぬるという肌触りは感じられないが、ロケーションは魅力的。訪ねた日はあいにく目の前の山には雲がかかっていたが、それでも間近に臨む山の迫力を感じた。
入浴料 |
600円 |
泉質 |
アルカリ性単純温泉 |
アルカリ性低張性高温泉(PH:11.2) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
49.7°C(気温5°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年10月 |
HP |
白馬八方温泉 |
所在地 |
白馬村北城 |
リゾートホテル気分満喫
▲縁側越しの景色がいい、檜の内湯
▲庭にも露天風呂が設けられている
2012年秋に古民家を移築して作られた「シェラリゾート白馬」内の温泉。
リゾートという名がぴったりのお洒落なホテルの、ロビーを抜けて、宿泊棟の並ぶ中庭を抜けると、古民家の温泉棟が現れる。
卓球台も置かれたアプローチの廊下を抜けると古民家の座敷部分を全部温泉にしたような広い湯船につながる脱衣室に。脱衣室と湯船部分は外とのしきりであるふすまを全部取っ払われており、開放感抜群。縁側越しに周囲の山々の緑、そして北アルプスを遠望する景色がガーンと迫ってくる。秋には山々の紅葉が美しい。
縁側に一歩出ると、そこには小さな檜風呂、庭に降りると岩風呂もある。景色といい、建物といい、この雰囲気は贅沢そのものだ。
入浴料 |
1000円 |
泉質 |
ナトリウム-炭酸水素塩温泉 |
中性低張性高温泉(PH:) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
48.2°C(気温°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年10月 |
HP |
ホテルシェラリゾート白馬 |
所在地 |
白馬村北城 |
飯綱山がきれいに見える
霊仙寺湖の真ん前にある温泉施設。ベンションや別荘も並ぶ高原のリゾート地に建っている。ツーリングルートとしては、県道37や404と気持ちのいい林間ルートがあり、走りの途中にちょうどいい寄り道スポットだ。
前面がガラス張りの大きな内湯に、小判型の露天風呂が隣接する。立ち上がると飯綱山や黒姫山が美しく見える。また、眼下には霊仙寺湖が広がる。
湯は無色透明。源泉の温泉成分は濃いはずだが、循環ろ過、加水、消毒もされているためか、湯の魅力は希薄だが、ロケーションはいい。
▲天狗伝説の地、玄関前のロータリーにデンと構える天狗の像がある
▲露天風呂は立ち上がると飯綱山が見える
入浴料 |
600円 |
泉質 |
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素冷鉱泉 |
低張性中性冷鉱泉(PH:6.79) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
18.5°C(気温7°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2014年7月 |
HP |
むれ温泉天狗の館 |
所在地 |
飯綱町川上 |
信州最大級の露天風呂
▲大きな岩風呂の露天
内湯も広いが、露天風呂はどデカイ。前面は小高い丘の林に囲まれ、浴槽には適度に大きな岩が配置されていて雰囲気もいい。半分はどっしりとした屋根に覆われているので、雨の日も太陽が燦々と降り注いで眩しい日でも露天風呂でゆっくりできる。
湯は適温に加温されており、熱からずぬるからず。ゆっくりと入れる感じ。これだけの広さの露天だから、さすがに露天風呂だけは、湯が循環されているが、内湯は掛け流し。露天の片隅(右側の湯のみ)にも、源泉を掛け流した楕円形の石風呂が用意されていてる。無色透明の源泉はほのかに硫黄臭が香る。
▲ウッディな建物。10羽のフクロウの石像が迎えてくれる
全館ログハウス風の建物で施設内には、休憩処を兼ねた、カフェやレストランに加え仮眠施設ある。駐車場は結構いっぱいなのに、お風呂があまり混み合っていないのは、お風呂が広いだけだからではなく、このレストランやカフェにも人気があるからのようだ。本格的なピザから、地元素材を使った料理など、メニューは盛りだくさん。お昼時とは言え、ほぼ満席状態だった。
他にもパン屋に床屋さんにマッサージコーナーがあって、温泉だけでなく、その他の充実度も県下最大級ではないだろうか。
入浴料 |
650円 |
泉質 |
アルカリ性単純温泉 |
アルカリ性低張性温泉(PH:9.4) |
湧出量 |
355L/分 |
源泉温度 |
38.0°C(気温1°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年12月 |
HP |
地蔵温泉十福の湯 |
所在地 |
上田市真田町傍陽9097-70 |
食事が充実
戸倉メリーランド白鳥園が、2015年10月27日にリニューアルオープンした。昭和天皇も訪れた由緒ある宿泊施設だった旧白鳥園とは全く趣きを変え、温泉施設とは思えないコンクリートとガラスに包まれたオフィスビルを思わせる建物に生まれ変わった。
▲温泉施設とは思えない外観
▲千曲川の土手から見たところ。眼隠しに覆われた露天風呂が見える
▲2階のエレベーターホールからは千曲川が望める。露天からも立ち上がればこの景色が見られる
1階はカフェと食事処、2階に温泉施設。そして休憩所兼食事処になっている。上下にある食事処だが、2階は麺類中心の軽食系、1階は地元の色を出したメニューも加えられている。1階は入浴に関係なく利用できる。2階がいっぱいの時は、1階を利用すると時間帯によってはすいているみたいだ。
温泉施設だが、内湯にはスモークガラス、露天には目隠しが設けられ、せっかく2階なのに、湯船につかりながら景色が楽しめない。それが非常に残念だ。湯は42度に調整されていて、程よい熱さ。露天には寝湯もあるのだが、これがまた残念なことに、天気のいい日は、眩しすぎるし、肩口から湯が注がれているために、ちょっと肩が注ぎ側にずれると熱い。
湯は無色透明で、かすかに硫黄臭を感じるアルカリ性単純温泉。以前はぬるっとした肌触りを感じられたのだが、鮮度がやや落ちたような印象を受けた。
食事処は、指定管理者が「十福の湯」「湯っ蔵んど」を運営する日本レクシーになったからか、かなり充実している。食事だけでも十分に満足できる。
▲地産地消を売りにする食事処「なないろレストラン」で食べた「おしぼりうどん(980円)」腰がありすぎるうどんは噛む程に小麦の甘味を感じられ、辛味大根の辛味にも決して負けない味を主張している
入浴料 |
600円 |
泉質 |
アルカリ性単純温泉 |
低張性アルカリ性温泉(PH:8.8) |
湧出量 |
-L/分 |
源泉温度 |
34.9°C(気温24.0度) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年11月 |
HP |
湯のさとちくま白鳥園 |
所在地 |
千曲市戸倉 |
源泉かけ流しの湯もある市営温泉
平成18年にリニューアルオープンした、比較的新しい日帰り温泉施設。健康増進のための温水プールや食堂もある。
湯は基本的には循環ろ過されているものの、一部に源泉かけ流しの湯船「元湯」があり、さらに、南側浴室には岩盤浴的な「かまくら湯」、北側浴室には低温水蒸気の「蒸し湯」が用意されている。
循環の浴槽は塩素臭がするものの、かけ流しの「元湯」は、塩素臭が抑えめ、舐めてみると硫黄味がし、本物を感じられた。源泉温度は40度ぐらいなので、かけ流しの湯は38〜9度とゆっくりと浸かるのにちょうどいい。
スーパー銭湯的な雰囲気もあるが、源泉を生かした湯や「蒸し湯」のような独自の風呂もあり、その工夫が、この温泉の魅力だと思う。
▲工業団地内にあって、看板がなければ、何かの工場かなぁと思ってしまう
入浴料 |
510円 |
泉質 |
アルカリ性単純硫黄温泉 |
低張性アルカリ性温泉(PH:8.7) |
湧出量 |
234L/分 |
源泉温度 |
40.1°C(気温14度) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2016年2月 |
HP |
温湯温泉湯〜ぱれあ |
所在地 |
長野市若穂綿内 |
湯の色が変わる、絶景温泉
▲駐車場からエレベータで高台の湯船へ
隣接するあけびの湯同様、湯船からの北信五岳の眺望がその売りの一つ。快晴の日は、その眺めが素晴らしい。が、なぜなぜ、露天風呂というと、目隠しがある。「高台の温泉なんだからこの柵をとっぱらへ!」と声を大にして言いたい。せっかくの露天なのに、湯船につかると青空しか見えない。雪を頂いた五岳の稜線がまったく見えない。残念すぎる。ただし、内湯からは、全面のガラス窓越しに稜線がよく見える。こちらは◯だ。
お湯は、あけびの湯と源泉を同じにしていて、源泉掛け流しに循環ろ過装置を併用しているようだ。だから、色が変化するのもあけびの湯と同じ。露天は無色透明、内湯は白濁していた。説明によると、内湯はジャグジー(ぼこぼこと泡を送っている)なので、空気とより激しくふれあうので、濁り、露天はゆっくりと湯を注ぐので無色だと説明されていた。お湯の濁りも、日によって違い、緑がかっていたり、白濁していたりと変わるそうだ。
口に含むと露天の方が塩味は強い気がした。露天は、寝湯の部分もあるし、湯温もやや低め、長湯ならこちらがいい。
▲立ち上がると善光寺平、北信五岳の風景が広がる露天風呂
▲ガラス越しに北信五岳を望む内湯
浴室の上階が食堂と休憩所になっている。テーブル席が食事の客専用。ごろ寝もできる休憩所は座敷になっている。
▲食事処の名前は「KITCHEN 穴GOHAN」。名前も斬新な感じだが、ざるそば(700円)の盛り付けが円錐状とこちらも斬新
入浴料 |
600円 |
泉質 |
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉 |
低張性アルカリ性高温泉(PH:8.14) |
湧出量 |
L/分 |
源泉温度 |
43.3°C(気温 °C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年12月 |
HP |
おぶせ温泉穴観音の湯 |
所在地 |
小布施町雁田 |
北信五岳を一望、絶景温泉
小布施の山際に、2軒の温泉施設が隣接している。向かって左側が穴観音の湯、そして右側があけびの湯だ。隣接するだけに、その造りがよく似ている。
道路脇にメインの駐車場があるが、施設は、数段高い位置にある。そのため、駐車場脇にはエレベータが設けられている。温泉は、内湯と露天風呂があり、露天は、内湯から一段下がった位置に設けられている。大きな違いは、あけびの湯は、宿泊施設を併設、朝6時から9時まで朝湯をやっている。
▲山際に張り付くように建つ温泉施設
お湯は掛け流しと循環の併用だが、ちょっぴり塩味で硫黄味がはっきりと感じられる。湯の色は日によっても、時間帯によっても少しずつ変化するそうだ。今日は、内湯がうっすらと緑色、露天が緑がかった乳白色。どうして違いが出るのかはわからなかった。
▲前面がガラス張りの内湯
▲寝湯も設けられた露天
この温泉のもう一つの特徴は、景色の良さ。正面には北信五岳、左手を望めば北アルプスの山並みが綺麗に見える。ただし、露天には目隠しがあるので、前面ガラスばりの内湯の方が断然眺めがいい。特筆すべきは内湯に隣接したサウナだ。ここにも大きなガラス窓があり、そこから五岳を眺望できる。
▲あけびの湯からの眺望
入浴料 |
600円(朝湯500円 6〜9時) |
泉質 |
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉 |
低張性アルカリ性高温泉(PH:8.4) |
湧出量 |
93.8L/分 |
源泉温度 |
42.8°C(気温4.0°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年12月 |
HP |
おぶせ温泉あけびの湯 |
所在地 |
小布施町雁田 |
外湯唯一の100%源泉掛け流し
案内板によれば「天長2年(825年)比叡山延暦寺の座主円仁慈覚大師が北向観音堂建立にあたり好んで入浴されたので大師湯と名付けられたと伝えられている」。北向観音に最も近く、そして北向観音以上に歴史があるのだ。
表から見ると大きそうだが、奥行きがあまりなく、中は狭い。3人入ればいっぱいの浴槽と鰻の寝床のような脱衣所がある。
▲よく見ると奥行きのない建物なのだ
しかし、無色透明の湯は、加温、加水、循環、消毒なしの源泉掛け流し。ほのかに硫黄臭がある。飲泉もOKなようで、湯のそそぎ口にはコップが置かれていた。湯温もぬるめなので、長湯もできる。
入浴料 |
150円 |
泉質 |
アルカリ性単純硫黄温泉 |
低張性アルカリ性高温泉(PH:9.04) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年11月 |
HP |
別所温泉観光協会 |
所在地 |
上田市別所温泉 |
真田幸村ゆかりの湯
外湯の中でも、一番作りが面白いのが石湯。入口を入ると銭湯でいういわゆる番台みたいな場所があり、そこで入口の券売機で買ったチケットを渡す。その番台の裏側が脱衣所になる。そこから見下ろす位置に湯船があるのだ。しかも、湯船は大きな石が突き出していて、そこから湯が注がれている。ちょっと洞窟に下っていくようなイメージもある。
▲大湯を一回り小さくなしたような建物
▲大きな石がドドドンと配置されている
湯は、消毒、循環ろ過、さらに加水もされているので、源泉の良さは感じられないと思われる。大湯同様に建物の前には龍の口から源泉が流れ出る飲泉所があるので、硫黄味のある鮮度の高い源泉をここで感じることができる。
池波正太郎の「真田太平記」にしばしば登場することから、真田ゆかりの湯となっているようだ。
入浴料 |
150円 |
泉質 |
アルカリ性単純硫黄温泉 |
低張性アルカリ性高温泉(PH:8.92) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年11月 |
HP |
別所温泉観光協会 |
所在地 |
上田市別所温泉 |
茶褐色に濁る掛け流しの湯
松代の中心街から東に外れた東条地区には空気に触れると茶褐色になるにごり湯が湧く。この松代荘の他にも一陽館、寿楽苑と同様の湯につかることができるが、この国民宿舎でもある松代荘が最も近代的な建物で浴室も広く清潔感にも溢れる施設だ。玄関を入ると中庭を望む立派なロビーを備えるホテルだが、地元の入浴客も多く、気兼ねなく日帰り入浴を楽しめる。
▲城下町松代の風情を感じさせる門構え
内湯は10人が入っても余裕がありそうな大きな湯船がメイン。日帰り入浴が楽しめる東条地区3湯のうち、最も泉温が高い。と言っても源泉温度が45度ぐらいなので、注がれた湯は適温と言える温度。腰までの深さの半身浴の浴槽が用意されているので長湯を楽しむこともできる。露天もあるが、こちらは軒下にちょこんと用意されたような湯で、露天と言えば言えなくもない程度と、ちょっと残念だが、内湯の全面が大きなガラス張りで開放感は十分に感じられる。
湯は加温加水なしの源泉かけ流し。そそぎ口は無色透明だが、湯船は自分の体も見えない程、茶色に濁っている。
▲茶色く濁る内湯
入浴料 |
510円 |
泉質 |
含鉄(II)-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 |
高張性中性高温泉(PH:6.7) |
湧出量 |
740L/分 |
源泉温度 |
45.2°C(気温-1°C) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2020年1月 |
HP |
国民宿舎松代荘 |
所在地 |
長野市松代町東条 |
徒歩30分で別世界の大展望
姨捨の千枚田から望む善光寺平の景色をさらに高地から覗き込むように眺められるのが冠着山(かむりきやま)山頂だ。
さらに、この冠着山からは一部木々に覆われているものの、周囲の山々を見渡すことができる。しかも、その絶景を手に入れるのに、たった30分、整備された山道を登るだけでいいのだ。
▲善光寺平の全体像が手に取るようにわかる
▲戸倉上山田温泉街から聖高原へと抜ける県道498号線の途中にある登山道の入り口「鳥居平」。ここからなら徒歩30分で山頂に
信州らしい峠越え
県境の峠を挟み高山村と万座温泉を繋ぎ、志賀草津道路へと至る。新緑と紅葉、そして表情を変える道の変化が楽しい。長野県側は県道112号、毛無峠へとの分岐からは、県道466号、群馬県側も同じく県道446号で、県道466号の万座温泉までの区間は上信スカイラインとも呼ばれている。
高山村から万座温泉へと抜ける県道112号。県境を跨ぐだけに標高をグングンと上げ、タイトなコーナーが連続する。峠に近づくと木々の高さは低くなり、天空へと飛び出すかのような気分で走れる。新緑と紅葉時期が特にすばらしい。
▲高山村側の入口。緩やかな上りが続く(7月):ポイントA
▲しばらく沢沿いを走る。沢を離れると木々に覆われ、一気に険しい道になる(7月):ポイント1
▲ぐるりと回り込むタイトなコーナーの連続で、カーブミラーが近く、そこに自分の姿を写しながら走る。ここは東屋もある湯峰公園の駐車場前(7月):ポイント2
▲湯峰公園からは、県道66号沿いの山田牧場が見える(7月):ポイント2
▲湯峰公園を越えると木立の切れ間から善光寺平、北信五岳の展望が開ける(5月):ポイント3
▲峠に近づくと木々も低くなり、頭上がパッと明るくなる。遠く南側に北アルプスの稜線も顔を出す(5月):ポイント4
毛無峠への分岐を過ぎる辺りからは、ゆっくりと標高を下げ、万座温泉に至る。スカイラインと呼ばれるだけに、高い木々に覆われることはなく、展望が開ける場所が随所に現れる。ひたすら峠へと登ってきた長野県側とは道の表情が一変する。路肩にはクマザサが生い茂り、ヘヤピンカーブと言えるようなタイトなコーナーは姿を消す。万座峠を越え、リフトらしき建造物が見えるとすぐに万座温泉へと至る。
▲長野県の県道66号線、山田牧場から傘ケ岳へのルートが見渡せる(10月):ポイント5
▲クマザサが生い茂るアップダウンの少ない道が続く(10月):ポイント6
▲万座峠の手前、志賀草津道路が間近に見える(5月):ポイント7
万座温泉からは交通量もぐっと増えて、道幅が広がりセンターラインのある整備された道になる。
▲志賀草津道路との合流地点。道のうねうねが美しい(10月):ポイント8
周囲を山に囲まれた信州らしい峠越えルートだ。
私の満足度 |
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全長 |
26km |
直近訪問日 |
2015年5月 |
所在地 |
高山村牧〜嬬恋村千俣 |
うっすらと緑がかった名湯
渋峠の九十九折の道を急激に下り、勾配がなだらかになったあたりに熊の湯温泉がある。スキー場があり、10軒ほどのホテルが並ぶ。その中の1軒が熊の湯ホテルで、ここの温泉がいろいろなところで紹介されている。
▲熊の湯ホテル全景
ホテルは志賀草津道路からちょっと入り込んだところにあり、裏山が熊の湯スキー場。かつてスキーがブームだった頃はかなり賑わっただろうという感じのちょっとくたびれた感のある外観だった。
▲温泉施設
温泉施設は、ホテルの端に建っている。大湯造りといった感のある、宿泊棟とは趣を異にする素敵な建物だ。中は外観以上に趣がある。
▲檜の浴槽にはエメラルドグリーンの湯がみたされている
脱衣所には籐製の脱衣カゴが並び、いい感じ。一歩浴室に足を踏み入れるとうっすらとエメラルドグリーンの湯がみたされて檜の浴槽が目に入る。43度に加水して調整された湯は、熱からずぬるからず、いい加減の湯。湯の花が浴槽の下に沈み、少しヌルヌルとする。口に含むと、ちょっとだけ苦味を感じるものの、ほとんど無味。
内湯から、露天に抜けると、内湯の浴槽とほぼ同じ大きさの岩風呂がある。周囲には池があり、人口の滝から水が流れ落ちる。湯は内湯から注がれるのか、内湯に比べてかなりぬるい。滝の音が少々うるさいが、露天は長湯が楽しめる。
外来入浴の時間は12時30分から15時30分(土日祝は15時)。入浴料は1,000円でタオル付き。シャンプー、石鹸、ドライヤーの完備しているので、手ぶらでも楽しめる。
入浴料 |
1,000円 |
泉質 |
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉 |
低張性弱アルカリ性高温泉(PH:7.5) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年5月 |
HP |
熊の湯ホテルホームページ |
所在地 |
山ノ内町平穏 |
市街地からすぐなのに別世界
古城荘は須坂の市街からわずかに外れるだけだが、ひっそりとした佇まいを持つ趣のある宿泊施設。須坂という町の静けさをそのまま表しているようなところ。館内には、大浴場と露天と内湯が隣接する2つの湯に分かれている。
▲すぐ裏が山、ひっそりとした雰囲気の宿泊施設
▲窓の外の緑や花々もきれいに見える内湯
▲山間を感じさせる静かな露天風呂
大浴場は本館の1階、露天はロビーから別館に渡る。別館の露天には、脱衣所の隣に10畳ほどの内湯がある。大きな窓に、外の緑がきれいに映える。そこを抜けると五岳の湯と名付けられた露天に出る。塀に囲まれているが、立ち上がると垣根越しに飯綱山を望むことができる。眺望的にはイマイチの感は拭えないが、山の斜面に面していて静か。落ち着いた気分でゆったりと湯につかることができる。大浴場は、タイル張りのきれいな浴室で、きれいだが、趣には欠ける。
無色透明の湯は肌触りも柔らか。加温されているのでぬるからず熱からず、ゆっくりとつかることができる。循環と掛け流しの併用で、消毒の塩素臭は強くない。
朝6時から夜9時まで日帰り入浴を年中無休で受け付けているので、平日昼間でも地元の方とみられる入浴客がちらほらとみられる。隣接する女湯から世間話の声が聞こえてくる。地元の人々に愛される温泉のようだ。
脱衣所に貼られた「温泉分析表」には加温後の成分分析表も貼られていた。良心的な気がする。
入浴料 |
500円 |
泉質 |
単純温泉 |
等張性弱アルカリ低温泉(PH:8.24) |
私の満足度 |
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お湯 |
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景色 |
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情緒 |
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直近訪問日 |
2015年5月 |
HP |
古城荘公式ホームページ |
所在地 |
須坂市大谷町 |
善光寺平随一の眺望を誇る
善光寺裏から善光寺の雲上殿へ向かう道を登り突き当たると地附山公園に至る。かつては戸隠バードラインへと繋がっていたが、大規模な地滑りを起こし、復旧できなくなってしまった。その跡地につくられたのが地附山公園だ。ここが善光寺平随一と言っていい眺望スポットなのだ。
▲公園上部から入り口付近を見下ろす。銀色に見えるのが滑り台
▲公園入り口付近の道路から。長野市街に吸い込まれるように下っていく
入り口のところに駐車場が設置され、そこからトボトボと歩いて最上部に登ると、そこに展望台と緑地広場がある。展望台からの眺めがすごい。合併に合併で面積も広〜い長野市だが、38万の人口を誇る長野県の県庁所在地だということを思わせる建物がびっしりと並んだ景色が広がり、模型を見ているかのように見渡せる。
善光寺から10分もかからない立地だが、市街の喧騒とは別世界、4月中旬の土曜日に訪ねた時は、青空の広がる緑地広場には親子連れが遊び、桜のシーズンということもあり、レジャーシートを広げる若者たちもいた。日がな一日、ここで花を見ながら、いっぱいやるのは最高だろうなぁと思わせてくれた。
展望台からは斜面の地形を利用して、途中にはいくつかの滑り台が設置されているので、それをつないで降りることもできる。この日も親子連れが楽しそうに滑り降りていた。
私の満足度 |
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直近訪問日 |
2015年4月 |
公式HP |
長野市ホームページ |
所在地 |
長野市大字上松 |
信州は山々に囲まれたでっかい盆地。日本の他では見られない景色が広がっています。 そんな雄大な景色を見ながら走れる道。たどり着いた先には、この雄大な風景を一望するビュースポット、そして疲れを癒してくれる温泉があります。 日本屈指のツーリングパラダイスが信州です。