茶褐色に濁る掛け流しの湯
松代の中心街から東に外れた東条地区には空気に触れると茶褐色になるにごり湯が湧く。この松代荘の他にも一陽館、寿楽苑と同様の湯につかることができるが、この国民宿舎でもある松代荘が最も近代的な建物で浴室も広く清潔感にも溢れる施設だ。玄関を入ると中庭を望む立派なロビーを備えるホテルだが、地元の入浴客も多く、気兼ねなく日帰り入浴を楽しめる。
▲城下町松代の風情を感じさせる門構え
内湯は10人が入っても余裕がありそうな大きな湯船がメイン。日帰り入浴が楽しめる東条地区3湯のうち、最も泉温が高い。と言っても源泉温度が45度ぐらいなので、注がれた湯は適温と言える温度。腰までの深さの半身浴の浴槽が用意されているので長湯を楽しむこともできる。露天もあるが、こちらは軒下にちょこんと用意されたような湯で、露天と言えば言えなくもない程度と、ちょっと残念だが、内湯の全面が大きなガラス張りで開放感は十分に感じられる。
湯は加温加水なしの源泉かけ流し。そそぎ口は無色透明だが、湯船は自分の体も見えない程、茶色に濁っている。
▲茶色く濁る内湯
入浴料 | 510円 |
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泉質 | 含鉄(II)-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 |
高張性中性高温泉(PH:6.7) | |
湧出量 | 740L/分 |
源泉温度 | 45.2°C(気温-1°C) |
私の満足度 | |
お湯 | |
景色 | |
情緒 | |
直近訪問日 | 2020年1月 |
HP | 国民宿舎松代荘 |
所在地 | 長野市松代町東条 |