すっぱい湯
▲秘湯の雰囲気が感じられる佇まい
立地もそうだが、玄関を入ると秘湯を守る会の宿らしい雰囲気のロビーがある。受付で料金700円を払って浴室へ。
旅館自体も、浴室も非常にきれいで、浴室の窓は大きなサッシ窓、その向こうには、沢沿いの木々で覆われている。行き止まりの宿だけに静かな空間が広がっている。
▲離れのようになっている温泉棟
毒沢鉱泉の最大の特徴は、含鉄泉らしい茶褐色の湯とお湯の味。酸っぱいのだ。毒沢鉱泉自体は冷泉で、湯船は加温された湯がそそがれている。その湯船の横に飲泉用の源泉も用意されていて、それがそのまま注ぎ込む小さな湯船もある。
適温にあたためられた湯船に注ぎ込む湯をちょっとなめたら、酸っぱさがほとんど感じられないのだが、飲泉用の源泉を飲んでみる。「酸っぱい」。源泉はすごい! 冷たいけれど、これはやっぱり源泉につからねばならないと、お一人様用と言えるぐらいの小さな、そして冷たい源泉に勇気を出して入ってみた。ゆっくりと腰までつかるところまではなんとかできたが、肩までは我慢できなかった。
源泉は無色透明なままだから、鮮度もいいので、もうちょっとつかりたかったが、1分も持たずにギブアップだった。しかし、源泉の湯船が用意されているのはうれしいところ。諏訪湖周辺には数々の湯があるが、おすすめの一湯だ
入浴料 | 700円 |
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泉質 | 含鉄(II)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉 |
低張性酸性冷鉱泉(PH:2.5) | |
私の満足度 | |
お湯 | |
景色 | |
情緒 | |
直近訪問日 | 2014年9月 |
HP | 毒沢温泉神乃湯ホームページ |
所在地 | 下諏訪町社7083 |