日本有数の炭酸泉
食事処が併設された日帰り温泉。山道にぽつんと立つ温泉で、建物や浴室などは清潔感漂うきれいなものだが、逆に言うと、どこにでもありそうな平凡なもの。わずかに、浴室入口におかれた行灯型の照明が旅館的な情緒を醸し出している。
▲平屋建てのこぢんまりとした山間の一軒屋
しかし、湯は他にはない特徴を持っている。湯船につかると身体はすぐに気泡に包まれる。そしてしばらくするとまとわりついた気泡はプクプクと水面に浮かんでくる。それほどに炭酸成分がたっぷりと含まれている。それも100%掛け流しではないのにだ。循環掛け流しという方式で、浴槽内の湯を循環しながらも源泉を注ぎ込むというものだそうだ。源泉の二酸化炭素成分は1949mg/Lと豊富だが、浴槽内ではかっても1100mg/Lも含まれていたと、公式ホームページに表示されていた。
この湯につかるとやっぱり保温効果が高いみたいで、10月初旬の夕暮れ時、しばらくの間バイクに乗っても寒さを感じなかった。
湯の色は無色透明、うっすらと濁りがあった。後でパンフレットを見ると茶褐色の湯船の写真が掲載されていた。なぜか理由はわからないが、源泉は無色ということなので湯の鮮度が高かったということだろうか。7日毎に湯を完全に入れ替えると書かれていたので、その日だったのかもしれない。次回行った時に確認してみたい。
入浴料 | 620円 割引券あり |
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泉質 | 含鉄・二酸化炭素-カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉 |
低張性弱酸性冷鉱泉(PH:5.94) | |
私の満足度 | |
お湯 | |
景色 | |
情緒 | |
直近訪問日 | 2014年11月 |
HP | 二本木の湯 |
所在地 | 木曽町新開 |